心の相談室へどうぞ

ある有名な大会社から値上げの相談がきた。
営業マンは、営業一筋30年といった感じの40代後半~50代前半の次長さん。
「(一頻りグダグダ理屈をこねて)次シーズンから、この価格に上げさせていただきます。よろしくお願いします。」
・・・それだけかよ!おい!
それは相談じゃなくて「通達」だろ!
「いい大人が、裸足で値上げ交渉に来たのですか???」と聞いた。
次長さん、キョトンとしたのち、作り笑い。
「裸足?といいますと・・・靴は履いておりますが・・・」
ケンカを売ってきているのか、天然ボケかわからないが、キツイ相手ではある。
「だからぁー、値上げの見返りはナンデスカ?」
「???(無言で愛想笑い)」
「グダグダ理屈を聞きましたから、値上げの事情は理解しました。
でも、ただ上げると通達されても納得できません。
値上げ分と見合った見返りはナンでしょうか?とお聞きしているのですね」
「そういったものは…ないです(みょーぅにキッパリ」
ダメすぎる・・・。子供の使いより酷い。
不遜とか、下手とか、勘違いとかを通り越して、ナンクセだ。
これはもうコンプライアンス違反ではないか。
百歩譲って、社内の「心の相談室」に行かれたほうが良いと思う。
存在がエグすぎる。

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