想田和弘という映画監督の作品が面白い。
ドキュメント映画だけど「観察映画」というジャンルらしい。
シナリオも台本もナシに撮り始めてしまう。
自宅のPCで編集して単館で上映してしまう。
DVDレンタルも行なわない(→儲からないから)。
作品には、ナレーションもBGMも一切ない。
淡々と撮影される。
良くも悪くも「観察」している。
ただただ日常を「観察」してゆく。
でも日常には、悪意ある言葉や目を背けたくなるシーンがある。
それらを「観察」する。
久々に面白い日本映画に出会った。