五感が、オモシロイ。

とある生物学者が、自らの研究から「五感と思考は両立しない」ということがわかったと語っていらっしゃいました。
例えば、ナニか美味しいものを「味わう」とき、ジックリと眺めた後、クチに持ってゆき、香りを嗅いでから、クチに入れ、ゆっくりと咀嚼して、歯ごたえと舌触りを感じつつ、舌で口中に押し広げながら、味の変化を確かめ、徐々に嚥下してゆきます。
この一連の「五感で味わっている」ときには、思考は停止するか弱まっているのだそうです。
もちろん、考え事をしながらでも、食事はできますが「味わう」ことはムツカシイのです。
どっちつかずだと、結局ナニも味わえないということですね。
五感で楽しむときには、割り切って楽しむことだけに没頭したほうが、シッカリと楽しめるんでしょうね。

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