広告屋さんがプランを考えるとき、手持ちのリソースを組み合わせて作り上げてゆく。
ま、一部は補完しながら。利幅や融通などの都合も考えつつ。
俳優のように、さも自信満々にA案としてプレゼンする。
「それ、手前味噌で作ったB案かC案ですよね…A案はどちらに?」
そう会議の席で指摘すると、思いっきりイヤな顔をされる。
A案というのは、理想的なベストプラン。
ハイエンドこそがA案。
できるか否かなんて関係ない。
目指すべきところがハッキリしてこそ、副案が作れる。
実現性の低いプランは時間のムダ!と一蹴されることもある。
でも、実現性が低いからこそ斬新で稀少なプランなんじゃないか?
一蹴すると一見、大人っぽいかもしれないが「私はガキです」と言っているのと同じ。
そうやって、大人ゴッコ社会を生きてきたガキはある意味エライ。
そういうガキ、小学生のころにいたなぁ~。