羽生結弦さんの金メダル。
演技もスゴイが、インタビューの受け答えがスゴイ!
メタルトレーニングをかなりなところまで行っている。
禅の公案のようです。
新旧すべてのスポーツ選手の中で、最も優れていると思う。
感心した。
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気の利いたサービスって、こういうこと。
フランスの家電量販店で3Dプリンターで家電部品を出力するサービスが始まった。
リモコンの電池蓋、温度調節のダイアル…。
デジタルデータさえあれば製造終了した製品のパーツがいつでも手に入る。
メーカーもパーツ在庫を持たなくて済む。
こういうサービスは気が利いている。
ポップ文字でデカデカと安値を強調したり、ポイントサービスしたり、じゃないんだよなぁ。
ポジティブに凹む。
海洋冒険家の白石康次郎さんが世界一過酷なヨットレース “ヴァンデ・グローブ ”でマストが折れてリタイヤした。
後日のインタビュ-で上手いこと言っている。
「そりゃぁ人間だから凹みますよー。マストが折れて、心も折れて、悔しくて、申し訳なくて、凹みまくりです。」
「ただ、ポジティブな方に向きながら凹むんです。ネガティブな方を向いちゃダメ。向きだけポジティブな方に向けてね。」
上を向いて溜息をつくようにね。
斬新なアイデアが面白い
今さらながら、「斬新」の言葉の規定する領域を理解しておきたい。
受け売りですが、
「知の定義」というものがあります。
これは、
既知の既知:想定できる既知の領域(知っていることを知っていること)
既知の未知:想定できる未知の領域(知らないことを知っていること)
未知の未知:想定を超える未知の領域(知らないことすら知らないこと)
以上3つの領域に区分されます。
一般的に、上2つの想定できる範囲でアイデアを出します。ところが、この範囲は想定されてしまっているため、どんなアイデアであっても当たり前に感じてしまいます。
特に会議が長引くと、ナニを言ってもツマラナク感じてしまう、ドン詰まり感に覆われたアレです。
で、会議のリーダーは「ナニか斬新なアイデアを!」と嘆きます。
そこで、3つ目の「未知の未知」の領域からアイデアを提案します。
そうすると会議のリーターから「アホか?斬新すぎる!」と言われてしまいます。
でまた、沈鬱な会議に戻る・・・。
コレは、会議のリーダーが「斬新」の言葉の規定する領域を理解しないで「斬新なアイデア」を要求したことが原因です。
正確には「斬新ではないけど、面白いアイデア」を要求していたのですね。
つまり、ドン詰まりになった時点で会議終了!です。
想定できる範囲でのアイデアは、組合せでしかありません。出尽くしてしまえば、終了ですね。
私たちの営業方法。
よく御社のような業態の場合どうやって営業活動されているんですか?
と訊かれる。
広告を打つわけでもなく、訪問するわけでもないわけだから「?」となるのだろう。
コレといったセオリーは無いが、あえて言えば「先出し」ですね。
先出して、アビリティをご覧いただいたり、too muchぎみのサービスをしたり。
たまに凹んでもいないのにネガティブな方を向いている人も見かけたりしますが…もったいない。
このあたりの思考はどの業界も同じようなものかと…。
濃ければ甘いわけでもない。
糖度計という測定器がある。
前々から、甘さをどうやって計るのだろう?と
うっすら疑問をもっていたがやっと判明した。
糖度計=濃度計=屈折計
なのだそう。
つまり目安にはなるけど、数値が高ければ甘いと感じるかどうかは別ものらしい。
香りも、水分量も、見た目も、思い込みも、バランスもある。
そりゃそうだ。
この仕事は、いくらでできますか?
「最低限、実行できる予算を提示してください」という質問を受けることがある。
思わず質問者の顔を見返してしまう。
この質問は「空腹を満たすだけの食事はいくら?」とイコールです。
見返りが、まんぷく…って。
舌が痺れたせいか、地平線が霞んで見えない。
遥か遠くを見ている目をしていると、追い討ちをかけるように「悪いねぇ、うちは質実剛健っていうかぁ、シンプルイズベストだからぁー」とおっしゃる。
事情が、自己都合…って。
おーい!さらに遠くへ行っちゃったぞー!
「こうゆうのって、効果が見えないってゆうかぁー、計算できないじゃないですかぁー」って。
遭難確実です。
実行をお考えなおされた方がよろしいかと存じ上げます。
数値化できなくもないか。
プレミアムフライデーが始まるらしい。
適正な労働時間もアレコレ言われている。
そうなると当然、労働の質や能力に見合ったギャランティをどうはかるのか?となる。
でも数値化できないということで曖昧な着地をしている。
いっそmolにしたらどうだろう。
国民みんな周期表に並べるか??
美しい日本語。
「ありがとうございました」という言い方に違和感がある。
「ありがとうございます」の方が正しく感じる。
このあいだラジオに、兼高かおるさんが出演されていた。
とても品のある話し方で、美しい日本語だった。
お話しの終わりに「ありがとうございます」と締めくくった。
やっぱり正統派の印象がする。
No pain, no gain
犬も歩けば棒に当たるというのは、でしゃばると思わぬ災難にあうという戒めです。
じっとしていないで、何でもいいからやってみれば思わぬ幸運にあうことのたとえでもあります。
そう、儲かるかとか、効率がどうとか、言う前にまずは動いてみる。
目の前の事がらの損得なんか大したことじゃない。
その先の、そのまた先にあるナニかがあるかもしれない。
実際にナニかをしでかしてみない限りナニもわからないままということ。