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自分の考えを持つということ

小学5年生のころ、本の感想文として感想を書いたら先生からダメだしされた。
確かスゴク納得がいかなかった記憶がある。感想にダメだしってナンだ!
6年生になってから、本の「あらすじ」を中心にした感想文を書いたら誉められた。
バカバカしく思った記憶がある。学校の教師ってこんなもん。
「本を読む」というのは、ナニを指すのか?
題名、目次、本文、あとがき、著者略歴・・・全部を読むことか?
本文を全部読むことか?
飛ばし読みはダメなのか?
3回読まないとダメなのか?
登場人物の呟いた一言にだけ感銘を受けてはダメなのか?
題名だけ面白がってはダメなのか?
個人の感想なのだから、どれもOKだと思う。
自分の感想を二の次にした「あらすじ」中心なんかよりズッとイイ。
ところが近ごろ会った30代の男性たちは、この「あらすじ」で誉められてきたからなのか、会議で自分の意見を発言しない。
データを述べるに留まっているか、データを再編集してソレっぽく振る舞っている。
もしかすると、人間関係に委縮するあまり、わざと抑え込んでいるのかもしれないが、無感情な市役所の人と話しているみたい。
会議では、手に入れたデータを自分なりに解釈して、自分なりにまとめて、発言する。
やっぱり学校教育の手落ちかなぁ。

誉めて伸ばすって?

相手を誉めて、誉めて、誉めちぎる集まりがあるというニュース。
誉められると前向きに、ポジティブになったり、人間関係も良くなるらしい。
言っていることはわかる。
フェィスブックの「いいね!」ボタンのようなこともわかる。
慇懃無礼な感じもしないでもない。
居心地はよくない。

プチマニアとか、ファンとか。

ナニかのマニアには、プチマニアがくっついている。
そのプチマニアには、もう少し薄めのファンがくっついている。
今に始まったことではないけど
SNSを上手くコントロールできれば早く、爆発的に、拡大する。
でも多くは、マニアの依怙地ともいえる主張が強すぎて上手くいっていない。
だから¥にならない。

文鎮的な仕事は特別な才能です。

書道をするときに用紙を押さえておく文鎮という重りがある。
役割は動かずにジッとして押さえるだけ。
慌てず焦らず、書の出来栄えに云々するでもない。
それなのに全体を見透かしている雰囲気が漂う。
文鎮は自然体で、ただそこにあるだけなのだと思う。
でも周りは文鎮が存在するだけで、空気が張りつめるような気になる。
仕事でも、こういった役回りの人がいる。
ナニか特別なことをしているわけでもないのに、居ないと上手くゆかない。
存在するという骨が折れる仕事です。

アタマのイイ人の傾向。

目端の利くヒトがいる。
嗅覚の鋭いヒトもいる。
でも頭がイイなぁと感じる人の考えは、ストレートでシンプル。
見通しが利くんだろうなぁ。

仕事にお財布的な考え方は馴染まない。

目先の損得に振り回される会社は、ネガティブな指向性が強い。
少し手元にお金が淋しくなるとスグにコストダウンに走るからだ。
確かに5%のコストダウンは20%の売上アップと同じ数字になる。(粗利20%の場合)
瞬間的に数字は回復する。
危機回避はできる。
でも多くの場合、業績は悪化する。
うしろ向きの改善策でしかない。
コストダウンは現場のモチベーションを奪ってしまう。
ネガティブな施策を打たざるを得なかった場合には
スグにポジティブな施策で立て直す。
ごく当たり前の手法です。
でもお財布が膨らんだら、動かないだろうなぁ~彼らは。

仕事のできる人はカッコいい。

仕事のできる人は
確かに、考え方も、テクニックも優れた能力を持っている。
それらだけで比較すると普通の人たちとそれほど大きな差はない。
それでも実際には持っている能力を発揮して、人並み外れた実績をあげる。
ナニが違うのか?
答は、ポジショニングですね。
リアクションがやたらと早い。
ナニかが起きることを予測して、躊躇せずスグに(ほぼ同時に)ポジショニングする。
だから、他が動き始めるときは、すでに準備が整っている。
バタバタしている人たちを横目に、落ち着いて対処できる。
カッコいいですねぇー。
惚れ惚れします。

オトナの矛盾

「これからの」事業に必要な資金を調達するというのに
銀行は融資先を常に「過去の」業績や保有資産でしか評価しない。
矛盾している。
「これからの」事業に確実性があれば投資家を募った方がイイ。
すくなくとも矛盾はしていない。

高度経済成長時代の遺物「昭和ボケ」。

その場、その時の損得勘定でモノゴトをジャッジする。
そんな短絡的な考えだけで生きている人がいる。
たくましい!・・・というか、ナントカなるのに驚く。
これが古き良き昭和の仕事術なのか!
今の時代でソレは、あまりにも不実すぎないか?

勝つまでやれば勝てる。

野球は9回でゲームセット。
それで勝負がついちゃう。
でもビジネスは、12回でも13回でも続けられる。
自分が勝つところまでやり続ければ勝てる。
やめられない…。