小学5年生のころ、本の感想文として感想を書いたら先生からダメだしされた。
確かスゴク納得がいかなかった記憶がある。感想にダメだしってナンだ!
6年生になってから、本の「あらすじ」を中心にした感想文を書いたら誉められた。
バカバカしく思った記憶がある。学校の教師ってこんなもん。
「本を読む」というのは、ナニを指すのか?
題名、目次、本文、あとがき、著者略歴・・・全部を読むことか?
本文を全部読むことか?
飛ばし読みはダメなのか?
3回読まないとダメなのか?
登場人物の呟いた一言にだけ感銘を受けてはダメなのか?
題名だけ面白がってはダメなのか?
個人の感想なのだから、どれもOKだと思う。
自分の感想を二の次にした「あらすじ」中心なんかよりズッとイイ。
ところが近ごろ会った30代の男性たちは、この「あらすじ」で誉められてきたからなのか、会議で自分の意見を発言しない。
データを述べるに留まっているか、データを再編集してソレっぽく振る舞っている。
もしかすると、人間関係に委縮するあまり、わざと抑え込んでいるのかもしれないが、無感情な市役所の人と話しているみたい。
会議では、手に入れたデータを自分なりに解釈して、自分なりにまとめて、発言する。
やっぱり学校教育の手落ちかなぁ。