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スグに慣れてしまう性分。

飲料メーカーが、薄くても丈夫な作り方を開発してアルミ缶の使用量を5~7%削減する。
物流費や資材費で、年間数億円の削減になる。
収益が目減りしても経費削減でガンバル。
スゴイなぁ~。
確かに経費削減のほうが売上増よりも効果は上がる。
質感とかはどうなんだろう?
使い捨て容器だから、ミネラルウォーターのようにスグに慣れるか。

回転寿司でも、寿司は寿司なんですね。

企画コンペに参加することがある。
内容で勝っていても、金額で負けたりする。
チープな内容と、相応の金額。
リッチな内容と、相応の金額。
回転寿司も「新鮮なネタとシャリ」で商売している。
それなりの寿司屋も「新鮮なネタとシャリ」で商売している。
使っている材料は同じなのに、値段が十倍以上ちがったりする。
つまり、それ以外が値段の差です。
金額勝負だなんて…
席につく前におっしゃってくださいね。

集客と収益のバランス。

集客と収益をバランスにかける人がいる。
人は集まるけど儲からない。
人が集まると、ゴミやトイレ、渋滞や治安とかに経費がかさんでしまう。
だったらあえて集客しない方がイイんじゃないか。
といったネガティブ志向に向かいがちです。
でも長年イベント屋をやっていると、わかることがある。
人が集まるとポジティブな空気が流れるようになる。
ポジティブな空気は、温かい懐といっしょにやってくる。
めんどくさがり屋のネガティブ志向には、早々にお引き取り願いましょう。

街の女性浪曲師。

倍音とは、基音の振動数の整数倍の振動数をもつ音です。
身近な例で言えば、年末のアメ横で「らーっしゃい、らーっしゃい」とガナリ立てているオジサンの声です。
浪曲師の声なんかも倍音です。
最近この倍音が気になります。
飲食店で大きな声の人よりも、倍音の人は雑音に打ち消されず、よく通る音となって耳に届きます。
女性にもケッコウいます。
ガラガラ声というわけではないのに、二つの音階が同時に出ている。
恐らく本人は気づいていない。
品が良い感じはしないかな。

六次産業化という夢

農業関係者から相変わらず六次産業化の話が舞込む。
妖しい。
優しい笑顔と高学歴がウリのコンサルさま。
バブルの頃、ホテルのティーラウンジで鋭い目つきの方々が自慢げに話しこんでいたのと同じ匂いがする。
ダブルのスーツがシングルになっただけで、胡散臭い目つきは変わらない。
ネットで「六次産業」と検索すると「製鉄メーカーがクルマを作って売るようなこと」と出てくる。
そりゃそーだ。上手いこと言う。

ふたつの剣術

近々の展示会で企業のステージを時代劇風に演出する。
その準備段階で、鎧兜や刀剣について調べていたら「介者剣術」という言葉に惹かれた。
着流しで斬り合いをしているのは「素肌剣術」という。
コレは、刀を武器として攻めるだけでなく、刀を盾として守ったりもする。
一方「介者剣術」は、鎧兜で守っているから、刀は武器としてのみ使える。
なるほどー
どちらの設定かによって、立ち居振る舞いも違ってくるわけだ。

F-1のレギュレーション

EUの輸入や環境の指令(規制)は複雑で厳しい。
以前から有名だったが、ここにきて一段と厳しくなってきた。
各国の事情をはじめ、戦略的な目的とかイロイロあろのだろう。
ヨーロッパといえば、F-1のレギュレーションもしょっちゅう変わる。
でもそれを、次々と乗り越える。
その度にクルマのスペックが上がってゆく。
産業もF-1のように指令が変更される度に、新しい考え方や技術が生み出されてゆく。
毎度、新しい指令はキツイなぁーと思いつつ、乗り越えてゆく話を聞く度に、流石!スゴイ!と感嘆してしまう。
最近では、千代田化工建設が水素を液化して体積を500分の1にできる技術を実用化するという。
少し前まで異口同音に、水素は圧縮できない~!と言われていたのに…。
燃料電池の実用化も現実的になってくる。画期的だ!
これなら、Co2の指令も易々と乗り越えられそうです。

緊張のほぐし方。

一発勝負の式典は、相変わらず緊張する。
やり直しがきかないから会場全体の空気が張りつめる。
でも緊張しすぎると失敗する。
そんなときの緊張のほぐし方。
自分以外のスタッフの緊張をほぐしてやる。
そうすると、自分の緊張もほぐれる。
やってみる価値はあります。

マルシェのシナリオ。

最近、東京のいたるところでマルシェが開催されている(青空市)。
生産者が直接販売していますよー!という売り文句の露店。
扱い品目や場所にもよるが、マルシェの売上は1日あたり¥50,000~¥100,000といったところ。
車や宅配便で搬入して1日中つきっきりで売って、これくらいの売上だ。
マルシェは1日中開店していて、温度管理もできないため夕方には葉物野菜など萎れてしまう。
当然ながら、売れ残りはすべてゴミになる。
生産者は事業者だから、事業系のゴミは産廃になる。当然有料処分。
マルシェの売上は1日あたり¥50,000~¥100,000だから、売れ残りが出たら丸々マイナスになる。
でも出店する。
どこで利益を稼ぎ出すのか?
リスクはどうしているのか?
成功の一例をあげると、
マルシェの売上は経費が賄える¥0ショーケースと割り切る。
お試しセットを提供して(少量を安く)新鮮!おいしい!割安!をインストールできれば十分。
あとは、自社サイトにアクセスしてもらってネットで購入してもらう。
この例のモデル事業者は、ネットで売れすぎて生産が追い付かず、出店できなくなってしまっている。
ある意味で、理想のシナリオである。
ちなみに、ネットも使わずマルシェだけで売上を上げることに血眼の出店者は生産者でない場合が多い。
そういった出店者はネットを組み合わせたくても、できないのだ。
仕入れ販売だと、ネットでは価格と品質で勝負にならない。
オリジナリティが無いため移動型の小売窓口(=露店)で終始することになる。
種を明かせば、正体はメーカーでも生産者でもなくプロの露天商だったりすることも…少なくない。

アレルゲン除去料理。

パーティの仕事を請けると当然、料理のメニューや供され方にも気を配る。
料理に使われる、卵・乳・小麦・ピーナッツなどで食物アレルギーを引き起こすことが少なくない。
タイミングによっては重症化することもある。
パーティでそんなことになったら一大事ですから過敏になる。
と気にしていたところ
最近「アレルゲン除去料理」なるものがあるという。
とても気になるから早めに食べておきたい。
旨いんだろうか…?