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バタフライ効果がオモシロイ

「バタフライ効果」は「予測可能性-ブラジルでの蝶の羽ばたきは、テキサスでトルネードを引き起こすか?」から、「ほんの些細なできごとが、大きな影響を引きこす」という意味です。
捉え方はイロイロですが、「小さな心がけしだい」とも解釈できます。
ほんのちょっとした言葉、表情、しぐさ・・・・イベントの現場でも、現場責任者が「笑顔で、おはよう!」の一言でパッと明るくなります。たったそれだけで、みんなが一日中、イイ気分でいられます。
小難しいロジックよりも、話が早いんじゃないでしょうか。

マーケティングデータがオモシロイ

アンケートや販売データなど、マーケティングデータと呼ばれる数字は、どれくらいアテになるのでしょうか?
業界には未だに「データに基づいて、プランを立てて来ました!」などと、したり顔でプレゼンする人がいます。
プレゼンを受ける側は「決断」しようとしているのです。
そんな手垢の付いた、当たり前のプランなど望まれてはいません。そんなことを「判断」するために退屈な時間を過ごしたくは無いのです。
データは、これからのことではなく、良くも悪くも過去の話です。
今はもう、同じようなことが繰り返されてきた時代とは違うのです。
過去の話に寄りかかりすぎると「決断」に足が竦んでしまうかもしれません。

神妙な顔で居並ぶ会議室にて。

業務改善を如何に行うか?という問いに
「コストを徹底的に削減し、社員間の意思疎通、コミュニケーションを密にします」
って回答をすると満足顔の上司。
…まるでダメでしょ。
スカスカでしょ。
抽象的でアホな答えにドヤ顔の…残念な上司さんたち…。

ニコ生3時間。

「第三回 大学短歌バトル2017」が3月4日に神楽座で開催された。
短歌というコンテンツもビジュアル的にも地味なものが、前回からニコ生で生配信されている。
ナニしろ番組は3時間以上ある。
しかも動きがほぼ無い。
じーっと座っているだけ。
派手な演出も無い。
というわけで前回の視聴者数は200人でした。
ところが今回は20,000人になった。
3時間ぶっ通しで2万人がじーっと。
こういう世界なんですね。

炭水化物ダイエット(ローカーボダイエット)

このところ何度目かのダイエットブームが起きている。
TVのCMで劇的に効果を上げている事例なども紹介されている。
中でも「炭水化物を抜いて糖質をコントロールする」手法が人気のようです。
でも何人も亡くなっている。
炭水化物を抜きすぎるとダメージが大きすぎる。
体重の変化に感動する気持ちはわかる。
でも、
夜だけで十分だと思う。
生きていてナンボですし。

居るだけで面白いヒト

立川談志が「落語家は面白くなくちゃいけない。
噺が面白いのは当たり前。面白くなるようにやってるんだから当たり前だよ。
そんなんじゃなくて、舞台に出てきただけで面白ぇ!ってなんなきゃダメなんだよ。」
居るだけで面白いって、存在が面白いわけです。
先代の林家三平、二代目 桂枝雀、古今亭志ん朝、この師匠たちレベルは確かに存在自体が面白い。
この域は名人を超えた狂気に近いところまで登りつめないと到達できないんでしょうね。

口説きベタ

とあるプレゼンに立ち会った時のこと。
朗読のような話しぶりに閉口した。
それにもまして、表情が怖い。
まるで能面みたいでシリアスにしか見えない。嫌われたいのか?
内容はともあれ、好かれないと話にならない。
明るく楽しく、超ポジティブな口調と表情で口説く。
テクニックや理屈の前に、笑ってくれー!怖いぞー!
誰か教えてやってくれ。

プレミアムバリュー

久しぶりにブランドについて真面目に議論した。
端緒は
「ブランドは、プレミアムバリューしだいだから・・・。」
ブランドが、そのブランドゆえに割り増してもたらす価値のこと。
ブランドのお得感かな?
だからブランドビルディングは、未来永劫つづく。
ビルドアップし続ける宿命にあるんです。
完了した時点で、そのブランドはお終いということです。
「うちのブランドは出来上がっているから!」とキレぎみに言い切るのはいかがなものでしょ?

まとめ方がオモシロイ!

まとめ方がムツカシイことというのは、いくつもの情報が複合的に重なっています。さらに、状況によって相対的に変化してしまう「目に見えないこと」である場合が多いようです。
冷静に客観視できれば、そういうことなんですが、当の本人としては、兎に角やらなきゃ収拾つかない!と焦りまくったりします。
でまた、悪いことに「複合的なんだから多角的に見て区分すればイイんだ!」とかに気づいちゃったりします。
こうなると、ドンドンまとまって、ズンズン進んでしまいます。迷路の出口は閉ざされているのに…。
ヒトは普通、多くの情報を多角的に受取ってしまうと、イロイロな色が掛け合わさってグレイにしか見えなくなります。
「目に見えないこと」をナンとか見えるようにと懸命に努力した結果、グレイにしか見えなくなってしまうのでは元も子もありません。
正確に伝えることが困難なときは、オモシロく伝える方向へ転換すると意外と解決するかもしれませんね。
ambient!

AIの苦手なことって…。

とあるAI(人工知能)の研究者が
近い将来、あらゆることがAIができるようになって、人手が余るようになる。
ただ最後までAIが苦手とすることがある。
それは「手の働き」だという。
指の動きは想像以上に複雑で、触感に至っては全くと言ってイイほど情報化がムツカシイ。
そういえば別のところで、最近の医師は触診をしなくなってきているという話も聞いた。
血液をはじめ様々な検査で相当のことまでわかる。
ただ感覚と経験に培われた触診技術は、現代の医療学習の体制下では習得しづらいのだそう。
一方の患者側としてみても、触診されないと診察の満足感が得られない。
心のケアも大切なきがするんだけど…。