直木賞と芥川賞を読んだ。

この手の賞モノは、出るたびに読む。
『海の見える理髪店』は、浅田次郎の「天切り松 闇がたり」の書き方に似ている。
直木賞らしくテンポよく読みやすい。
『コンビニ人間』は、思った通り途中で芥川賞ブルーになって一回休憩をはさんでしまう。
スッキリしない終わり方が芥川賞っぽい。

シン・ゴジラを観た。

日本映画を映画館で見ることは滅多にない。
制作予算の都合から画面サイズに見合った迫力がない。
『シン・ゴジラ』は、前評判があまりも高くて、つい煽られてしまった。
評判どおりディテールの再現性はナカナカで感心した。
ただやっぱり迫力は予想通りの日本映画だった。
さすがに桁違いの予算には勝てないか…。