情報のまとめ方がオモシロイ

企業情報や製品情報を伝えるには、情報のまとめ方の巧拙やセンスによって大きく違ってきます。
でも業務には区分があって、各自の分野に携わっていると、全体を俯瞰で把握することは難しいもんだと思います。
で、ある日、展示会やカタログ制作の担当になって、ハタっ・・・と困ることになるわけです。
当事者ってそうですよね。ましてや、社内の人間は良くも悪くも情報が多すぎます。タテにもヨコにも槍が刺さってきますし。
そうはいっても、ナンとかガンバって、ヤリクリして整理してみます。
そうすると、1~2ヶ所に矛盾を感じつつも、オトナは人生経験で培ってきた「自分を納得させる術」という恐るべき寝技で押さえこんでしまいます。これがマタ、社内では一本とれっちゃったりするんですが・・・運よく。
で、これで営業マンが売り込みをかけにゆくのです。
これがツライ。聴いている側がツライ。プレゼンが穴だらけに感じてツライ。
初見で寝技まで持ち込めるベテランの手練ならともかく、普通の営業マンは棒立ちになっちゃいます。
じゃあ!ってことで、考え直してみても、社内で聞きまわっても、整理しきれない・・・!!こともあります。
そんなときは、方向転換するんですね。
ロボット掃除機みたいに、アッサリ方向転換。
どっちへ向けるかは次回に。

太陽電池の弱点

結晶シリコン系の太陽電池の場合、一部分でも影ると発電が止まる。
現在のところ世界中の太陽電池は、殆どがこのタイプです。
新しくCIS太陽電池が登場して影の影響は解消されるようですが、コストや発電効率などの課題もあるようです。
確かに、電卓の太陽電池パネルに、少しだけ影を作ると全部が消えてしまう!!

トランプ現象が上陸か?

除夜の鐘を夜につかないでください。
餅つきの餅は食べてはいけません。
マンション内で挨拶をしません。
この公園は会話禁止です。
………なんだかスゴイことになってきてませんかー。

文脈のあるアイデアがオモシロイ

アイデアは、当たり前でスタンダードなことが良いと書いたが、一部の方々に勘違いがあるようですから、もう少し踏み込んでおきます。
一言で言えば、文脈の無いアイデアに、価値は無い。
ただ面白ければイイとか、注目や人気が得られればイイとかといったアイデアは、ただの思いつきです。
とはいえ「ならでは」ばかりに捉われすぎると、小さくまとまりすぎて、面白くなくなってしまいます。
だからといって、ゴルフの冠イベントのように、冠だけ差し替えればどこだって同じになってしまっては、売上至上主義の広告屋になってしまいます。
文脈がわかり易く流れていたほうが、受取る側が飲み込みやすいと思うのです。
そういった意味で、スタンダード(=ベタ)に考えられるとケッコウ上手くはまるものです。
あまり、バラバラと斬新なアイデア出し?をしていると、会議ばっかりが長引いてしまいます。
「斬新」という言葉の規定する範囲を理解して使えているのか・・・ギモンですね。

見解の相違

話し合っているうちにヒートアップして言い争いになることがある。
終いにはどちらかキレて強制終了する、よくあるパターン。
こじれると、強い言葉で恫喝する。
逃げ道を塞いで追い詰める。
悪口や禍根になってゆくこともある。
下手をすると、えらく大事にまで発展して収拾がつかなくなることまである。
ただの意地っ張り。
もう少し冷静になってもイイんじゃないかなぁ。
冷静になってみれば、ほとんどが「見解の相違」である。
あらゆる事柄において細部まで見解がピッタリと一致することはない。
しかも、感情が昂ると頑なになって一歩も譲ろうとしなくなる。
親兄弟であろうと双子であろうと、人格が違うんだから、見解が違って当たり前でしょ。
解決策は十分にわかっている。
カンタンすぎるくらい。
許容の範囲を広げるようにすれば快適な関係を続けられる。
温和で柔軟な対応というやつ。
大人にならないと…。

当たり前のことがオモシロイ

ディスプレイのアイデアを考えるとき、
突拍子も無いこと~~ごくスタンダードなこと~~とてもイタダケナイことまで
ブレストしながら&思いつくままに書き出します。
その中で、使えそうなアイデアとして残るのは意外とスタンダードなことだったりします。
もちろんこれは、ベースとなっている考え方や手法がスタンダードなのであって、
「ありふれたこと」などではありません。
具体的な例を挙げますと、「赤く燃える火に集まる」「センターフラワーに安心する」など、動物的にスタンダードな行動とでもいうことに素直に従うことが多いようです。
すごく当たり前のことです。当たり前のコトをスッーと。
これさえ出てしまえば、後は思うぞんぶん空想妄想に浸れます。
とはいえ、拡張のさせ方しだいですが・・・。

下手な鉄砲がオモシロイ

会議を重ねる。情報収集する。企画を考える。
考えれば考えるほど、ネガティブな課題ばかりが気にかかるようになります。
ふと我に返って、見直してみたりします。そうすると、もっと「やっぱりダメだ」となります。
で、また、振り出しに戻る・・・。こんな作業を繰り返しているヒトが少なくありません。
企画を立てるのが上手い人だって、カンタンには当たりません。
だから、上手い人だってたくさん鉄砲を撃つことになります。
たくさん撃つから、ヒットを飛ばしているように映るのではないでしょうか。
ましてや、企画を立てるのが下手な人は、その何倍も撃たないと当たるはずがありません。
それなのに・・・下手な人ほど撃つ数が少ないようです。
誰だって、考えすぎると撃てなくなります。照準を合わせているうちに、手がダルくなって狙いがブレてきます。
ライフルではなく、散弾で狙うくらいの見切り方が上手くゆくコツかもしれません。

ロスがオモシロイ

ブースでも店舗でも、人が押し寄せて収拾がつかなくなることを想定して対策を立てることは大切です。
ところが、人が寄りつかないときの対策を立てることは、もっと大切です。
それには先ず、集客の手立てを打つことです。
これは少し考えれば、予算に合わせてイロイロなアイデアが出てきます。
次に、ロスを無くすことです。店舗でいえば、如何にして空席を減らすか?を工夫することです。
もちろん、品質も、接客も、価格も、雰囲気づくりも大切です。
でも、それらは、お客様がひっきりなしに来店してくだされば、解決する余裕も生まれてきます。
長蛇の列になっているラーメン屋さんは、どうでしょう?
いやな気分にならない程度で、フツーに食べられれば満足していただけるのかもしれませんね。

人を変える

外側から与えられたルールで、人はそんなに変われない。
強制されようと、法律だろうと、ムツカシイと思う。
ダメなもんはダメ、イイもんはイイ。
内側からのルールならスンナリ変われるんじゃないかな。

また広告屋のウソがバレました。

2016年のイグノーベル賞で「石のパーソナリティの分析」が経済学賞に選ばれた。
広告屋のプレゼンで、企業や商品のブランドを人間になぞらえて「明るい」とか「知的」といったパーソナリティで表現する「ブランド・パーソナリティ」というフレームワークをエラそうに語る。
あまりにもアホっぽいので、コレを「石」でやってみた研究チームがいる。
結果は
今まで企業がお金や時間をかけて調査して「うちのブランドはこんなイメージを持たれている」とされてきた
ブランド・パーソナリティとは「単なる思いつきレベル」とのこと。
そりゃ受賞するわな。