朝が大事。

今やどこの会社も残業が減っている。
早朝出勤を応援する会社も増えている。
残業は、無計画の結果だから残業代を会社が負担しなくていいと思う。
無計画な上司に支払わせればいい。
そうすれば、残業はゼロになる。

オリジナリティの失敗。

大手流通のPB(プライベートブランド)にはPBとわかるように表示がしてある。
メーカー品と同じ質で安いもの。地域でイチバン安いのもの。
素材や産地にこだわったもの。オーガニックなもの。
などなどイロイロある。
ということを、新聞の特集記事で初めて知った。
でお、せっかく趣向を凝らして選定区分して、表示しても、ユーザーが知らなきゃ意味がない。
おまけに入口で区分しすぎて意味が伝わりづらい。
失敗です。
入口は一つにして、その先で区分すれば上手くゆくのに…。

共同住宅で仲良く暮らすのはたいへんです。

とあるマンション管理組合でルールが決められた。
小さな子をもつ親から「マンション内で知らない子供に挨拶しないでください。」
高齢の方が「子供に挨拶をしたら無視されたので気分が悪いので今後は挨拶しません。」
管理組合のルールでねぇ…。

案には案を。

誰かの発言に異を唱える人がいる。
ただ、人の発言に水を差すなら、それ相当の覚悟はしてもらいたい。
殺されやしないから(笑)
今は違いますよー。カンタンに殺られちゃいます。
案なき異議は殺意を誘発しかねません。

人数で、できることは圧力だけ。

大人数での会議は思考停止に陥る。
個人で話すと自由で溌剌としているのに、大人数になると止まってしまう。
あらゆる事柄に即時対応できるように大人数で臨むという、尤もらしい理由をつけたがる。
中庸でツマラナイ結論を作りだすだけなのに…。
大人数を前にしてグリグリズバズバ発言できるヒトはごくわずか。
様子を見ながら事なかれでやり過ごす人が大半です。

生きざまがカッコいい人

白石康次郎さんが世界一周ヨットレースに出場する。
インタビューで「自分の人生は、自分の好きなようにやればイイんです」と言っていた。
言い訳したり、尻込みしたり、逃げ回ったり、あきらめたり。
バカバカしくなる。
自分の考えを信じて命がけでやるのはカッコいいですね。

ググってセルフ入札するとイタイかも。

とあるお客様から
パネルが反り返ってタイヘンなことになっているから作り直して欲しい!と電話があった。
写真を送ってもらうと見事に反り返っている。
事情を訊くと「パネル出力」でググってセルフ入札して発注したら、このありさまとのこと。
どうやら価格を優先するあまり「ラミネート無」を選んだようだ。
プロなら「ラミネート無」は絶対に扱わない。
ほんの少しの湿度の変化でも伸縮するし、手汗でインクが滲んだりする。
ということで急いで「ラミネート有」で作って納品した。
それにしても、価格競争だし、ウソは言ってないけど、酷いです。
やっぱりネット上だけでヤリトリするのは危険ですね。

継続的思考って。

いつも考えている。
ずーっと考え続けている。
でも不断で継続的に考え続けるのは無理があるし、煮詰まってしまう。
フッと思いついたり、パッと閃いたりするのは、何度も何度も思い返して考えるからだと思う。
つまり大事なのは、考える時間ではなく、考える回数なんじゃないか。
反芻的思考かな。

大きくできない会社。

日頃から協力してくれている会社・個人にはアーティスティックなメンバーが多い。
良く言えば、ヘンにこなれ過ぎず素直で自由な発想をしてくれる。
悪く言えば、わがままで偏屈な連中ばかり。
彼らを上手く束ねてハンドリングするのが自分たちの仕事だから当然ではあるが、ナカナカ骨が折れる。
大きな組織になると
彼らを丸抱えしたがるが、多くの場合に失敗する。
ムリに組織に納めようとすると
個性的な特徴でもある「尖った部分」や「棘」を丸くしなければならなくなる。そうすると魅力が無くなってしまう。
だから、今の業態を続ける限り会社を大きくできない。
ジレンマなのか、自分も自由でいたいのか……。

バイトのハンドリング

イベントの設営・撤去で、学生バイトを直接ハンドリングした。
一日だけの単発で、全員が初顔で、初作業だらけのバイトを扱うのは久しぶりだ。
朝、全員を集めて挨拶する。
初見で、地味でカッタルそうで冴え~ないダメバイト揃いとわかる。
でも、この手のドンくさいタイプは、意外と扱いやすい。
擦れてないというか、スイッチが入れやすい。
単発モノは当日の朝、初めて会ってスグに作業を指示して取り掛かってもらう。
ところが初めての作業に直面して???マークだらけの状態に陥ってしまい、わけもわからず戸惑う。
説明を受けて理解しても、アタマとカラダ体がチグハグで要領を得ない。
はた目には、モタモタして見える。キャラクターによってはダラダラにも見えてしまう。
上手いディレクターは、一緒に作業をしながらコツを伝えてアタマとカラダを揃えてやる。
さらに上手いディレクターは、リズムに乗せてやる。
そうするとバイト本人も地力が出るようになる。
疲れず、飽きず、大きな声が出るようになる。
汗をかきながら、息をはずませて、笑顔でチャキチャキ動く。
久しぶりのハンドリングでも十分イケタ。
十年ぶりに自転車を漕いだ気分。
気分転換にちょうどイイ。
ごくタマに…、ですが。