AI(人工知能)とニンゲンのレベル

最近読んだAI(人工知能)関係の本にあった行動レベルに感心した。
囲碁や将棋のAIは、レベル-3を超えてレベル-4に向かっているという。
ニンゲンでもレベル-2か3がたくさんいる。
ロボットに仕事を奪われてしまう…かも。
レベル-1 カンタンなルールに従って行動する。
レベル-2 複数のルールを組み合わせて行動する。
レベル-3 教えられた着眼点でウマいやり方を見つける。
レベル-4 着眼点も自分で見つける。

声が大きいと「常識」かも。

日本の年間死亡者数は、1,296,000人。
タバコが原因の死亡者数は、120,000人。
10%がタバコで死ぬ。
90%がタバコ以外で死ぬ。
全員が禁煙すると、120,000人の内
90%の108,000人は、タバコ以外で死ぬわけだから
1%の12,000人が減かどうかという話じゃないかなぁ。
いわゆる常識というやつだろうか。
ちなみにトップ3は、1位_ガン、2位_心疾患、3位_脳血管。

プロは、ガキの遠吠えは無視です。

ナニか起きた時の対処方法を経験から知っているのは強い。
でもナンでも経験できるわけではない。
経験していなことでも想定しておかないとプロではない。
ところがナカナカ想定する人はいない。
想定する意思がない。
つまり、想定するという行動のモチベーションがない。
だから、しょうがないとか、報奨をとか、ガキの遠吠えは無視です。
モチベーションがあろうとなかろうと、プロだからやる。
意志と想像力を一致させれば、チカラは何倍にも何十倍にもなる。

ナニかあっても困らない準備がプロ。

以前、イベント保険というものがあった。
今は、どこの保険会社も扱っていない。
きっと採算性が低いんでしょうね。
でも、イベントには有形無形のトラブルがつきものです。
希少種のまともな制作会社は(弊社も)事業総合保険でカバーしている。
保険加入時に決算書を提出して、その内容で金額が決まる。
毎年、金額を聞くたびにドキッとするくらいの保険金です。
でも、コレに入っておかないとシャレにならないことになる。
イケイケドンドンの会社が、ある日突然に姿を消してしまう。

体幹を鍛える。

オリジナリティあふれる仕事には尖った感性が不可欠です。
そのために、各担当ディレクターは角張ったキャラクターを配置します
角の取れた丸っこいキャラクターは、オリジナリティが、期待できないため不要です。
おりこうさんディレクターはツマラナイ。
クライアントは尖ったコンテンツが欲しい。
プロデューサーは
角張ったディレクターたちを上手くコントロールして、クライアントの期待に応えること。
そのためには、尖った連中と渡り合えるシッカリした体幹と、調整のとれるバランス感覚が重要なのです。

フォルダ分けのプロってバカっぽい。

イベントをオーダーする主体に、アマチュアが増えてきたように感じる。
コスト管理やコンプライアンスを付け焼刃で実行してしまう。
教科書や会議内容を(賢そうに)フォルダー分けして対応しようとする。
ナニもトラブルが起こらず、上手くゆくはず。
万一、トラぶってもトラブルシューティングのフォルダから対応策を選んで対応する。
対応策が見当たらない場合には、担当者かフリーダイアルに電話する。
・・・結果、担当者がフリーズしてアウト!
イベントは生身の人間が行なうのだから、そんなに単純じゃない。
プロに任せた方が上手くゆくこともありますから、ご一考を。

サービスを減らす工夫。

食事ナシのホテルが誕生した。
朝食もカフェもない。
確かにホテルは、ベッドと浴室を主軸にした事業体だ。
イマドキはファストフードも、コンビニもある。
二次的な効果として、ホテルに朝食が無いから付近の飲食店が朝食サービスを始めた。
キッチンを主軸にした事業体が、キッチンをフル活用できれば効率的です。
これはウマい!

安い人件費は、良くないと思う。

ここのところ、短期やスポットのバイトを扱う業者さんからの売込みがスゴイ。
突然、FAXと電話で売り込んでくる。
しかもその人件費がやたらと安い。
確かに人件費がバカにならないことはわかる。
それにしてもナンだかマズイ空気が気になる。

岡目八目。

岡目八目。
人の碁をわきから見ていると,打っている人より八目も先まで手が読めるということから、 第三者は当事者よりも情勢が客観的によく判断できるということ。
人の話に聞き入るときには、入り込み過ぎると間違った方向へ向かうことがある。
冷静に聞けば大したことない話なのにね。

安いから留学する?

とある番組で、海外からの留学生にアンケート調査を公表していた。
「ナゼ日本に留学するの?」という問いに
「安いから。特に家賃が安い。」という答え。
他には「安全」「差別が少ない」とあった。
ちょっと意外な感じです。