もっと素直に、ストレートに。

企業ブランド、製品ブランド、イロイロなブランドについての会議がやたらと開かれる。
あまりにも多いので食傷気味でもある。
下手に練りこむと硬直してツマラナイ結果になる。
ブランドのイメージは、コンセプトをそのまま出せばイイ。
あとは自信を持って言い切ることです。

後悔していること。

十数年前に、とあるアパレル関連会社の新事業について相談があった。
内容は「ネット通販で洋服は売れるか?」でした。
スグに「サイズや色など、受・発注者のイメージが上手くゆかないから売れない」と答えた。
今思えば痛恨のミスジャッジ。
出来ない事情を先行させてしまった。
出来ない事情は、クリアできる方法さえ見つければ解決できる。
オトナのツマラナイ知恵のおかげでダメにしてしまった。
ダサすぎる。

やりたい仕事に就けると幸せです。

ナンの仕事でも楽しそうに振る舞っている人と、そうでない人がいる。
ガマンしている姿を見るにつけ、ユルイ我慢大会の参加者に見えてしまう。
今日、楽しくない一日をガマンしてすごして、明日は楽しい一日が訪れるかわからない。
今日を楽しく生きることが幸せだと思うんだけどなー。
生きているかも判らないのに・・・。

妄想とイメージ

「道路のアスファルトを誰よりもセクシーに撮影する」という映像作家がいます。
それはもう、並みのセクシーさではなく、かなりセクシーなのだそうです。
どんなセクシーさかは、観たことが無いのでわかりません。
でも、道路のアスファルトですから、生半可なセクシーさであるはずがありません。
陽炎やら、白線やら、雨水やら、轍やら、イロイロあるのだと」思います。
そういえば、TVの大雨中継の出だしは、割とカメラマンの自由にさせてもらえるらしく
夜の大雨シーンは、映画っぽい(カラオケ映像?)感じに仕上がっています。
セクシーといえばセクシーのようにも見えますが、やっぱりアスファルトには敵いませんね。

強みは弱みの裏返し

ここのところ「キャリアアップがナンとか・・・」といった謳い文句で、「強みとは!」と声高に気を引くケースが見受けられます。
「強み」といっても漠然としすぎて、言い切るには不都合ですから、あえて「個人の価値観においての相対的な強み」に限定してみます。
よく、英会話教室などの「キャリアアップがナンとか・・・」といった広告を見かけます。
まぁ、これは広告ですからどーでもイイのですが「英語を身につけて強みにしましょう!」といった意味合いの説明には違和感があります。
「キャリアアップがナンとか・・・」ごとき理由で、カンタンに英語が身につくわけがありません。
努力のモチベーションが、ふわふわしすぎています。
そんな、ふやけた理由よりも、切羽詰ったり、追い込まれたりすれば、あっという間に身につきます。
とはいえ、日常生活でそんな状況になってしまうのも考えものですが・・・。
他にも自立的に「強み」を育むことができます。
それは、弱みをフォローアップするために必然的に生まれる補完適応力ではないかと思います。
例えば、プロサッカーの長友選手。
彼は、体格的なマイナスを運動量とテクニックで補完して見事な適応力を発揮しています。
また、それが結果として独創的な強みとなって表れているのだと。
恐らく、ご自分自身で厳しく追い込まれたからなんでしょうね・・・。
つまり、現時点で自分の強みはナニか??見つかったとして、それをどう活かせば良いか??を模索したところで見つけにくい代物かもしれません。
それよりも、自らのマイナス(コンプレックス)を晒して、それを補完できるナニかを探したほうが近道かもしれませんね。

バイトくんの(裏)事情―2

自称 年収800万円というバイトくんがいる。
バイトくん業界では高給取りです。
レギュラーに単発を組み合わせている。
清掃や引越し軽作業など特別な能力や才能が不要な、ごく普通のバイトです。
楽しそうによく働くし、明るい印象の男性です。
今日も明日も息継ぎしないで働き続けています。
借金も無く、起業の夢も、海外旅行の計画も、趣味もありません。
全てが、奥さんとお子さんとの生活費です。
なぜそんなにお金が必要かというと
「年収800万円の生活がしたい」のだそうです。
ただそれだけ。
異論反論はありません。
スゴイ!の一言です。

青い鳥はいませんが、ナニか。

人は、何のために生きているのか?
なぜ、生きなければならないのか?
生きることの意味を探し求めても見つからない。
ナニかの本に書いてあったように
「いま生きているという経験」を享受しているに過ぎない。
楽しいことも、ツラいことも、生きているという経験です。
それだけのこと。
オトナが泣くな!

正論すぎて…理解不能でも受け入れるしかないのです。

ある日Aさんは
上司から「明日は朝から製品説明員としてお願いします」と依頼された。
ところが当日Aさんは、体調不良のため「午前中を休みます」と上司に連絡した。
それを受けて上司は、Bさんに「Aさんが午前中休むから、代わりにお願いします」と依頼した。
午後Aさんが出社したとき
上司が「午前中、Bさんが代わりに製品説明してくれたから、お礼を言っておいてくださいな」
するとAさんは
「ナゼですか!?Bさんは通常の勤務をしていただけですよね!私の代わりでもそうでなくても勤務なのですから当たり前ですよね!それなのにナゼ私がお礼を言うのですか?」
親御さんは教育者だそうです。
言いつけを守って素直に育ったんでしょうねー。
こういった人も許容しないと、ネジこまれてしまいます。
さんこうまで・・・こういった症状の方は「新型うつ」と診断されるようです。

グズグズする人たち。

季節のせいか、景気のせいか、年齢のせいか
今後の身の振り方について相談を受けることがママある。
若いときはエイヤッ!と後先考えず飛びついた人も
歳を重ねるとアレコレ知恵がまわってグズグズしている。
モノゴトの是非は、決断したときに決まるものではないと思う。
決断してから始まるくらいなもんじゃないかなー。
ナニしろ遅いよ。

運慶や快慶はプロデューサー

仏像を製作する人のことを仏師と言います。
運慶や快慶などは、有名な仏師です。
小さなものなら全ての製作を一人で行います。
大きなものになると、頭・腕・足などパーツに分けて
それぞれ数人ずつのグループで製作します。
ところが、当然と言えば当然ですが
パーツごとの仕上がりが異なってしまいます。
優しいお顔に、逞しい腕みたいな・・・。
プロデューサーがシッカリしていないと全体として完成しません。
ソレっぽくはなるのですが、完成度が不足します。
プロデューサーは、ナニも生産しないし、具体的に働きもしません。
でも、そういう仕事なんです。